【標準治療】病名 > 皮膚科
多形滲出性紅斑/スチーブンス・ジョンソン症候群
【たけいしんしゅつせいこうはん/すちーぶんす・じょんそんしょうこう】

Erythema Exsudativum Multiforme/Stevens-Johnson Syndrome
多形滲出性紅斑とは、みずみずしい赤い皮疹が多発する状態で、皮膚における一種のアレルギー反応の現れです。そのアレルギーを起こす原因は、薬剤、ウイルスなど様々で、1つの症状名と考えられます。
スチーブンス・ジョンソン症候群は、多形滲出性紅斑の重症型です。薬剤が原因の場合が多く、粘膜が高度に障害されるために、視力障害などの後遺症を残すことがあります。さらに最重症型の薬疹であるTEN(テン)型薬疹に移行した場合は死に至ることがあります。
![]() | 寺下医学事務所 (著:寺下 謙三) 「標準治療」 JLogosID : 5035303 |