【標準治療】病名 > 眼科
未熟児網膜症
【みじゅくじもうまくしょう】

Retinopathy Of Prematurity

未熟児網膜症は、早産や低出生体重という全身的な未熟性に加えて、網膜血管発育の未熟性や呼吸機能障害などが複合的に影響して発症すると考えられている病気です。発症しても多くの場合は自然治癒し、増悪しても治療によって治癒することが多い病気ですが、新生児医療の進歩による超未熟児の生存率が高まるなかで、重症な未熟児網膜症が後を絶たなくなってきています。
![]() | 寺下医学事務所 (著:寺下 謙三) 「標準治療」 JLogosID : 5035490 |