【標準治療】病名 > 眼科
中心性網膜症/中心性漿液性網脈絡膜症
【ちゅうしんせいもうまくしょう/ちゅうしんせいしょうえきせいもうみ】

Retinitis Centralis(Central Serous Chorioretinopathy)
中心性網膜症は、網膜の中心部(黄斑〈おうはん〉)に網膜の外側に隣接する脈絡膜から漏れ出た水分(漿液〈しょうえき〉)がたまってしまう病気で、正式には「中心性漿液性網脈絡膜症」といいます。働き盛りの30~40歳代の男性に多く、日本人に多くみられます。良性の病気で、視力の低下は軽いか少なく、自然に半年くらいで治ってしまうことも多いのですが、再発しやすい特徴があります。
原因は、はっきりしたことはわかっていませんが、疲れやストレスが誘因となっていると考えられています。
![]() | 寺下医学事務所 (著:寺下 謙三) 「標準治療」 JLogosID : 5035491 |