MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

標準治療病名 > 眼科

加齢黄斑変性
【かれいおうはんへんせい】

Age-Related Macular Degeneration

加齢黄斑変性

 加齢黄斑変性は、高齢者に発症する病気で、眼球の内面を覆う神経の膜である網膜中央の黄斑部が破壊されて見えなくなる病気です。脈絡膜(みゃくらくまく)新生血管を伴う増殖膜が広がって、黄斑部の出血や浮腫(ふしゅ:むくみ)が原因で黄斑部が破壊されていく滲出型と、黄斑部が徐々に枯れるように薄くなっていく萎縮型の2つのタイプがあり、日本では前者のほうが圧倒的に多いですが、米国では萎縮型も少なくありません。米国では両者合わせた患者さんの数は非常に多く、この病気のために視力が0.1未満になってしまうことが多く、その意味で失明原因の第1位にランクされています。しかしその場合の失明は0.1の視力を失う意味で、真っ暗になってしまう(眼科では「光覚〈こうかく〉なし」と表現します)わけではありません。




寺下医学事務所 (著:寺下 謙三)
「標準治療」
JLogosID : 5035492

関連電子書籍

私を救う医者はどこ?
【著者より】病の恐れをひとり抱えている時、身内に重病の患者が出た時、あなたは何を頼りにしますか。特効薬?最新設備の病院?何より大切なのは、あなたの決断を親身になってサポートする医療判断医なのです。…

【辞典内Top3】 感冒様症状  併診  粘稠性  
【関連コンテンツ】

関連辞書

薬局にあるクスリ辞典 東洋医学のしくみ 

関連書籍

 寺下医学事務所「標準治療」

出版社:日本医療企画[link]
編集:寺下 謙三
価格:5,142
収録数:1787疾患
サイズ:21.8x15.6x6.6cm(A5判)
発売日:2006年7月
ISBN:978-4890417162

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト