地方分類と郷土料理4
【】
【イタリアン手帳】 イタリア料理の基礎知識 >
[マルケ州]
キノコ類、ハーブ、ジビエ(狩猟による野生の獲物、P179 ~P181)、アドリア海の魚介など、自然の中から集めた食材をいかした料理が多い。腹にハーブやニンニクなどの詰め物をした仔豚の丸焼き「ポルケッタ」は地元のイベント時に人気のある名物料理。海岸地域では魚介類のスープ「ブロデット」など。
[ウンブリア州]
イタリア半島中央部に位置し州都はペルージア。代表的な食材である黒トリュフ(P192)やポルチーニ茸(P191)、オリーブオイルなどを使い、シンプルに調理した料理が多い。
[アブルッツォ州]
羊飼いの歴史が長く、仔羊の料理をよく食べる。ギターという意味のキタッラ(弦のように細い鉄線でカットして作る手打ちのロングパスタ、P164)は名物。形状は日本そばに似ている。
[モリーゼ州]
アブルッツォ州から独立した州であるため、料理も似ている。ペペロンチーノ(赤トウガラシ、P199)を多用し、仔羊肉の料理が多い。
[ラツィオ州]
州都はローマ。ローマ風ピッツアは薄く香ばしい生地が特徴。パスタでは卵やベーコン、ペコリーノ・チーズ(P173)などを使った「カルボナーラ」(P65)、ベーコンとトマトソースで作る「アマトリチャーナ」(P60)など。セコンドは肉料理が主流。生ハム等で味つけした仔牛のソテー「サルティンボッカ」(P105)はローマを代表する郷土料理。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「イタリアン手帳」岸 朝子 |
|
イタリアンレストランでメニューを見るときやイタリア料理のレシピを読むとき、とにかく1冊手元にあれば困らない手帳型イタリア料理図鑑。 |
|
出版社:
イタリアン手帳[link] |