【5つ星駅弁空弁】栃木県 > 宇都宮駅
玄氣いなり
【げんきいなり】

値段、味ともに納得の、健康志向のいなり寿司

駅弁は、明治18年(1885)に宇都宮駅で、おにぎり2個とタクアンを売り出したのが始まり(諸説あるが宇都宮説が最有力)と言われる。おにぎりではないが、駅弁発祥の地の伝統を受け継ぐかのような、シンプルないなりご飯で人気を博しているのが、この玄氣いなりだ。
ふたを開けると、コシヒカリの玄米と餅玄米をふっくらと炊き上げ、ヒジキ、かんぴょう、大豆、ゴマなどを混ぜ合わせて、薄めに味付けした揚げで包んだいなりが3個。おかずには、コンニャク、ゼンマイ、タケノコとニンジンの煮物、葉唐辛子の佃煮が添えられている。
値段が手頃な上、意外にボリュームがあるのも人気の一因だろう。
【問い合わせ先】
松廼家(まつのや)
電話:028-634-2426
住所:栃木県宇都宮市駅前通り3-3-1
【買える場所】
宇都宮駅売店(改札口前)、駅前の玄氣亭、東北新幹線車内(一部)/通年販売
価格:500円(最新価格はご確認ください)
![]() | 東京書籍 (著:小林しのぶ) 「5つ星の駅弁空弁」 JLogosID : 8567284 |