三陸鉄道の旅うに弁当
【さんりくてつどうのたびうにべんとう】
採算が心配になるほどの、ボリュームたっぷりウニ弁当
かつてのJR久慈線が民営化されたのが昭和59年。その門出を祝うべく、当時旅館を営んでいた清雅荘が、三陸鉄道開業2年後に発売した記念すべき駅弁だ。
ふたを取ると、シンプルな掛け紙からは想像できないほどに、豪華に一面を埋め尽くしている、三陸沖で獲れた黄金色のウニまたウニ。ここまで蒸しウニを詰め込んでいる駅弁はちょっと珍しい。
下にはウニの身と、殻に残った汁で炊き上げたウニご飯が、これもびっしり。付け合わせは、わずかに大根の漬物とレモンスライスのみだが、ここまでウニにこだわってくれれば、それで十分。これで採算が合うのだろうかと、思わず心配してしまうほどの逸品だ。
【問い合わせ先】
清雅荘弁当部三陸リアス亭(せいがそうべんとうぶさんりくりあすてい)
電話:0194-52-7310
住所:岩手県久慈市中央3-38-2
【買える場所】
久慈駅(三陸鉄道改札口外待合室・リアス亭)、三陸鉄道宮古駅売店/1日20食限定/4月~10月販売
価格:¥1360/1日20食限定(最新価格はご確認ください)
| 東京書籍 (著:小林しのぶ) 「5つ星の駅弁空弁」 JLogosID : 8567255 |