【全国五つ星の手土産】中国 > 岡山県
雪舟もなか[平川雪舟庵]
【せっしゅうもなか】

雪舟の逸話にちなむ
可愛らしいねずみの最中
![雪舟もなか[平川雪舟庵]](../img/d054/temiyage284.jpg)
平川雪舟庵は明治初年(1868頃)、総社に創業。この地には、水墨画で有名な画聖・雪舟の逸話の残る宝福寺がある。幼い頃から絵が好きだった雪舟は、修行先のこの寺でも絵ばかり描いており、和尚に叱られて柱に縛り付けられてしまう。雪舟は床に落ちた涙を使い、足の親指でねずみの絵を描き、その絵の素晴らしさに和尚は絵を描くことを許したという話だ。
雪舟もなかは、この逸話にちなんで作られた。北海道産の上質な小豆を炊いたつぶ餡を、一枚一枚手焼きした可愛らしいねずみの形をした香ばしい皮で包む。ぱりっとした皮と小豆餡の相性の良さが抜群で、素材の旨さが引き立っている。
このほか、名勝豪渓の天柱山をイメージした、岡山県産の柚子を自家炊きして練り上げた餅菓子の福味天柱、こし餡入り焼き饅頭の備中国府まんじゅうなど、地元ゆかりの銘菓が揃う。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「全国五つ星の手土産」 JLogosID : 14071883 |