【全国五つ星の手土産】北陸・甲信越 > 長野県
堂々板あめ[山屋御飴所]
【どうどういたあめ】

味、香り、歯ごたえと三拍子揃った
天然素材の手作り飴
![堂々板あめ[山屋御飴所]](../img/d054/temiyage175.jpg)
信州の城下町・松本は、飴の原料となる良質な米が収穫される安曇平野に近く、年間を通じて乾燥した気候のため、飴作りに適したところ。山屋御飴所は菓子屋の多いこの町で、飴だけを作り続けてきた老舗中の老舗。江戸時代中期の寛文12年(1672)の創業以来、今も伝統的な製法で飴を製造販売している。
商品化している飴は6種類のみ。うち5種類は米に麦芽を加えて糖化させた米飴をベースにしている。中でも堂々板あめは、米飴を職人技で極限まで薄く延ばして板状にした飴で、落花生の香ばしさ、米飴のじんわり口に広がる優しい甘さが融合した逸品。飴というより煎餅を食べるような、ぱりぱりとした食感もまた魅力だ。米飴以外の商品では、沖縄・多良間産の黒糖をふんだんに使用した堂々引ネキ飴があり、冬場(11月~4月頃まで)の乾燥した時期のみの期間限定で販売している。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「全国五つ星の手土産」 JLogosID : 14071774 |