【全国五つ星の手土産】関東 > 茨城県
粽[粽なべや]
【ちまき】

水戸黄門ゆかりの名物は
すべてが手作りの優しい味
![粽[粽なべや]](../img/d054/temiyage59.jpg)
水戸光圀の隠居所・西山荘がある常陸太田市に明治8年(1875)創業。光圀ゆかりといわれる粽を製造販売するが、商品は“元祖”なべやの粽として知られる。今や名品の呼び声も高い粽は、地元産のコシヒカリの米粉を練った餅に自家製のこし餡を包み、熊笹で巻いて茹でる。工程はすべて手作業で、添加物も一切使用していない。また、昔と同じ味を守るために、材料は徹底的に吟味されている。熊笹は、作る度に山から取ってきて、タワシで一枚一枚汚れを洗って使っているそうだ。
もっちりとした餅と自慢のこし餡との相性は抜群。賞味期限は1日だが冷凍保存も可能だ。できれば作りたてを味わいたいが、取り寄せる場合は、茹でる前の状態で送ってもらえる。そのほか、水戸家にちなんだ葵の最中やきんつば、団子など、伝統ある和菓子が多く取り揃えられている。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「全国五つ星の手土産」 JLogosID : 14071658 |