【東京-五つ星の蕎麦】都内の名店88軒 > 港区
蕎麦匠たじま
【そばしょうたじま】

外観も店内もシンプル

テレビ朝日通りの愛育病院前交差点近くにある。大きな淡いクリーム色の壁を配した外観は、あっさりとしたブティックのようなつくり。店内もシンプルだ。店の特徴としては、そば屋では珍しい旬の野菜を使った料理が味わえること。野菜の小鉢3品、野菜料理1品、もりまたはかけそばが選べるそばコースがおすすめで、野菜料理は月ごとに替わる。
「実家は文京区千駄木にある巴屋というそば屋なんです。そば屋になりたいなんて思ってもいなかったのですが、学生の頃、利庵(190頁)のそばに感激しました」と、店主の田島基行さん。これがそば屋になったきっかけで、「京金」(212頁)で2年、「新橋本陣房」(174頁)で5年、「大川や」(74頁)で1年半のほか、野菜料理で知られる「正」でも2年修業し、平成17年11月にこの店を開いた。自らそばを打ち、料理も手掛ける。
そばは茨城産を自家製粉して打つ十割。のど越しと香りがよく、そばのうまみが存分に楽しめる奥深い味わいだ。
![]() | 東京書籍 (著:見田盛夫/選) 「東京-五つ星の蕎麦」 JLogosID : 14071269 |