【東京五つ星の中国料理】広東料理 > 横浜中華街
萬珍樓本店
【まんちんろうほんてん】
![](../dev/images/h-r-.png)
本場の味から創作スイーツまで
![](../img/d052/chuka79.jpg)
明治25年(1892)に創業。聘珍樓横濱本店(194頁参照)と並び、横浜中華街随一の規模と歴史を誇る老舗だ。趣向を凝らした木彫りや格天井、随所に中国の調度品が置かれた高級感あふれる店内で贅を尽くした広東料理が楽しめる。
添加物を一切加えず食材本来の味を大切にした料理は、“食在広州”を実感させる伝統的な料理から、中華をベースに和洋の素材や調理法を巧みに取り入れた創作料理までさまざま。なかでも3カ月ごとに内容が変わる「料理長お薦め料理」は、例えば秋なら秋刀魚と秋野菜の彩り鍋、地鶏と白舞茸のピリ辛黒酢など、旬をまるごと楽しめるとあっておすすめだ。
また、桃太郎トマトのジュレ、杏仁豆腐などパティシエが作るデザートも好評。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「東京五つ星の中国料理」 JLogosID : 14071178 |