【東京五つ星の中国料理】中国料理 > 港区

花梨
【かりん】

日本人の味覚に合わせた上品な味

広大な吹き抜けの空間に滝が落ちるアトリウムロビーからエスカレーターで３階に上ると、石造りの重厚なエントランスが迎えてくれる。家族連れに好評のファミリーシート、木の壁で仕切られた個室風のテーブルなど４つのゾーンに分かれた店内は、曲線を巧みに使い、ホテルの中とは思えないほど広い。

有名ホテルやキハチチャイナ銀座などで腕を磨いた大久保武志料理長は、広東料理を基本に上海や四川、北京などの調理法を取り入れた、上品でさっぱりした繊細な味で楽しませてくれる。フカヒレやアワビ、伊勢エビといった高級食材を駆使し、素材の形状や盛り付けまで気配りの行き届いた料理は、世界のVIPが利用する高級ホテルらしく完成度が高い。昼は45種類の点心から好みの12品を選べる健美香港飲茶ランチが女性に人気がある。

東京書籍 (著:岸　朝子／選) 「東京五つ星の中国料理」 JLogosID : 14071119