【東京五つ星の魚料理】すし > 中央区
鮨 青木
【すし あおき】
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すしは日本料理、季節感が大事
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店は昭和47年、二代目現当主・青木利勝さんの父・義さんが、修業先の江戸前ずしの名門・銀座奈可田から暖簾分けで京都木屋町に開業したのが始まり。のち東京麹町に移り、現在の店は平成4年にオープンした。
魚介は築地を中心に、扱うタネによって九州ほか日本の各産地から仕入れる。「すしは日本料理だから季節感を出したい」と考える主人は、季節の魚、特に定番ものは、できるだけそのとき一番いいものを使いたいという。心配りのきいたタネが並ぶにぎりもちらしも、大きな体に元気あふれる気さくな主人にふさわしく、色はとんがらずやさしげで、味はふっくら胸にしみて温かい。
店内は14席の白木一枚板のカウンターをメインに、飾り気のない簡素で清潔な造り。心込めたすしの姿も色もいっそう映えて、味わいは一段と増そうというもの。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「東京五つ星の魚料理」 JLogosID : 14071003 |