【旬のうまい魚を知る本】 >
▼イセエビ以上! ゾウリエビの陶板焼き

その日の「えびす屋」の食膳で、ゾウリエビを見つけてほほがゆるむ。「昨晩仕掛けておいたイセエビ網を早朝に上げにいき、それにかかっっていたもんだ」といいながら、高橋さんはゾウリエビを無造作に陶板の上においた。ふたをしてしばし待ってからアチチといいながら殻をむいて、おもむろに白い身をほおばる。上品な味はイセエビ以上、くりんとした歯ごたえに満足感がある。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍) 「旬のうまい魚を知る本」 JLogosID : 14070392 |