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旬のうまい魚を知る本 >

▼絶品! シャコの刺身

ならではシャコの食べ方を知ったのも、相馬の浜を歩いているときだった。沖から獲ってきたシャコのオスだけを選び、マイナス30度に急速冷凍する。こうすると皮が簡単にむける。皮をむいてから、溶けかかったところをワサビ醤油で味わう。ゆでてあれだけうまいのだから、生でまずいわけがない。エビでもなく、カニでもなく、もちろん魚でもない。シャコ特有のしっとりした歯ごたえとほとばしる旨味、ただ感服するしかなかった。
シャコの旬は卵を持つ春から初夏にかけてされる。しかし「シャコの身を食べるのが目的なら、身がぎっしり詰まっている夏がおいしい」という人が浜には多い。さて、春でも夏でもいいから、浜で生のシャコを見つけたら、ぜひ分けてもらうこと。これを殻ごとブツ切りにして味噌汁に放り込むだけ。どんな一流料理店の味噌汁だって絶対に敵いません。




東京書籍 (著:東京書籍)
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070371


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 東京書籍「旬のうまい魚を知る本」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京書籍
価格:1,836
収録数:650匹
サイズ:18.6x13x2cm(四六判)
発売日:2002年8月
ISBN:978-4487797776

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