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旬のうまい魚を知る本 >

▼和泉式部はイワシが大好物だった?

室町時代にまとめられた『猿源氏草紙』には、和泉式部イワシ好きだったことが書かれているそうだ。平安中期に『和泉式部日記』を著した女流歌人が、大好物のイワシを食べていると夫の藤原保昌が帰宅した。当時のイワシも安い魚だったのだろう、和泉式部はあわててイワシを隠した。魚臭さが残っていたのか、保昌が不審に思って問いただすと、才女はこう答えたという。「日の本はいははれ給ふいはしみず まゐらぬ人はあらじとぞ思ふ」。石清水八幡宮にまいらぬ人がいないように、イワシを食べない人もいないでしょうといった意味であるもっとも、同じようなエピソード紫式部にも残っているそうで、事実は定かではない。




東京書籍 (著:東京書籍)
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070299


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 東京書籍「旬のうまい魚を知る本」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京書籍
価格:1,836
収録数:650匹
サイズ:18.6x13x2cm(四六判)
発売日:2002年8月
ISBN:978-4487797776

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