MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

旬のうまい魚を知る本 >

▼唐桑町の養殖方法は筏から吊るす垂下式

唐桑半島と気仙沼大島のあいだに広がる唐桑瀬戸はカキの育成に適し、大正時代から盛んに養殖が行われてきた。その唐桑瀬戸に面する唐桑町(宮城県)の養殖カキは質が高いことで知られる。ここの養殖方法は筏の下で育成する垂下式。作業は7月の種採りから始まる種付け用のホタテの殻を筏から吊るし、その殻に海中に浮遊しているカキの種を通常30個から40個付着させる(多くの産地ではこの種苗を唐桑町などから購入している)。そのままカキの成長を待ち、翌年の3月から5月にかけて、今度はホタテの殻をロープにはさみこんで海中に垂下する。その年の10月から翌年の3月までが収穫期になる。




東京書籍 (著:東京書籍)
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070248


【辞典内Top3】 ▼キビナゴとイカナゴは大違い  ▼トキシラズ、メジカ、ケイジの正体  ▼強烈なヌメリを取り除く効果絶大な方法  
【関連コンテンツ】

関連辞書

すし手帳 築地辞典 東京五つ星の魚料理 

関連書籍

 東京書籍「旬のうまい魚を知る本」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京書籍
価格:1,836
収録数:650匹
サイズ:18.6x13x2cm(四六判)
発売日:2002年8月
ISBN:978-4487797776

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト