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雑学大全2そーだったんだ! > フィクション

浦島太郎②
【うらしまたろう】

本当のラストは、変身して鶴になる!

カメを助けてあげたのだからもっとご褒美のようなことがあり、いいことになって終わりそうなものなのだが、現実は厳しく浦島太郎に降りかかってくる。ちょっとかわいそうな気もする物語なのだが、一説によると、また別のラストシーンがあるという。それは、玉手箱を開けた後の話がまったく違っていて、なかから紫煙が三筋立ち上って、太郎はたちまち老翁となり、その後、鶴と化して大空に舞い上がっていくというものだ。文面の最後はこうだ。「その後、浦嶋太郎は、丹後国の浦嶋の明神と顕れ、衆生済度し給へり。亀も同じ所に神とあらはれ、夫婦の明神となり給ふ。めでたかりけるためしなり」おじいさんになってしまうだけでは、かわいそうな話だが、こちらのラストシーンのほうが、めでたしめでたし、である




東京書籍 (著:東京雑学研究会)
「雑学大全2」
JLogosID : 14820093

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雑学大全2
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 東京書籍「雑学大全2」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京雑学研究会
価格:2,160
収録数:1000
サイズ:25.6x18.4x3.6cm(B5判)
発売日:2004年8月
ISBN:978-4487801305

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