MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

雑学大全生活 > 食べ物

ホワイトチョコ
【東京雑学研究会編】

§ホワイトチョコはなぜ白いのか?

チョコレート色、つまり濃い茶色をしているチョコレートと違って白いのがホワイトチョコレート。日本では北海道函館が有名だが、茶色のチョコとは違って、ロマンティックなイメージがある。
ところでホワイトチョコはなぜ白いのか。
チョコレートの原料はカカオ豆だ。アフリカのガーナのほか、ブラジルセイロンなど広く熱帯で栽培されている。
カカオ豆をローストしてできるのがカカオマスで、これがこげ茶色なのだからチョコレート濃い茶色なのが自然だ。だが、ホワイトチョコは白い。それなのにホワイトチョコも、原料はカカオ豆だというから不思議だ。
カカオ豆をローストし、外皮を取り除いたものを製すると、カカオマス(ココアの粉)とカカオバターという脂肪に分かれる。この両方を使って、砂糖やミルクなどを加えて練り上げるチョコレート色のチョコになるのだ。
対してホワイトチョコは、カカオマスとカカオバターのうち、カカオマスを全く入れずにカカオバターに別の植物油や砂糖、ミルクや香料を入れて作る。チョコレート色をしているのはカカオマスだから、それが入っていないチョコレートは、茶色にならず、ミルクの白い色が出るのだ。
カカオマスは色だけでなく、特有の苦味がある。ココアの風味のもとであるテオブロミンというアルカロイドカカオマスにだけ含まれ、カカオバターにはないのだ。
だからその分だけホワイトチョコには苦味がなく、人体の神経に及ぼす作用にも違いがありそうだ




東京書籍 (著:東京雑学研究会)
「雑学大全」
JLogosID : 12670885

この辞典の個別アプリ

雑学大全
「働きバチは1日6時間しか働かない」など、知的好奇心をそそる雑学の集大成。全1000項目を収録したアプリ。

【辞典内Top3】 握手  性的に刺激する色  裁きの豆  
【関連コンテンツ】

関連辞書

雑学大全2 暦の雑学事典 日本史の雑学事典 道と路がわかる事典 

関連書籍

 東京書籍「雑学大全」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京雑学研究会
価格:2,160
収録数:1000
サイズ:26x19x4cm(B5判)
発売日:2004年8月
ISBN:978-4487799473

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト