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雑学大全ヒトの不思議 > 人体

ヘモグロビン
【東京雑学研究会編】

§人の血液はなぜ赤いのか?

手のひらを太陽に透かしてみれば、真っ赤流れるぼくの血潮・・とは、おなじみの歌であるが、この血液の赤い色、まさに生命の色であるどうして生きている人の血は赤いのだろう
これは赤血球の色、つまり、赤血球の中の鉄分を含んだ「ヘモグロビン」というたんぱく質の色素が、赤い色をしているのであるヘモグロビンは、酸素と結びつくと鮮紅色になる。これが動脈血の色。炭酸ガスと結びつくと黒みがかった赤色になる。これが静脈血の色である
では、ヘモグロビンはなぜ赤いのか? 赤血球ヘモグロビンは、鉄分を含むヘム分子とグロビンというたんぱく質に分かれるが、このヘム分子、実は緑色なのにグロビンと結合すると、青い光を吸収し、赤い光を反射する。それで赤く見えるというわけ。鉄そのものが赤いわけではない。




東京書籍 (著:東京雑学研究会)
「雑学大全」
JLogosID : 12670859

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出版社:東京書籍[link]
編集:東京雑学研究会
価格:2,160
収録数:1000
サイズ:26x19x4cm(B5判)
発売日:2004年8月
ISBN:978-4487799473

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