MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

雑学大全生物の不思議 > 動物

ナマケモノ②
【東京雑学研究会編】

§意外ときれい好きなナマケモノ

これほど怠惰なナマケモノも、なぜかきれい好きである
ナマケモノの排泄物はほとんど無臭で、木の上からぶちまけたとしても、さほど目立たない。ジャガーなどの肉食動物にも、勘づかれずにすみそうである
それなのに、ナマケモノはちゃんと樹から降りて、その場にしっぽで穴を掘り、その中に用を足す。ウンチをしたら、木の葉で隠すという意外な一面も見せる
もっとも、本音を吐くと、これも面倒なのだろう。樹から降りるといっても、幹につかまったまま地球の引力に身を任せてズルズルすべり落ちるだけだし、排泄もめったにしない。上野動物園の記録では、およそ一〇日に一回だったという。
これほど不精なのに、ナマケモノは地球上におよそ五〇〇〇万年前に現れ、現在まで生き延びてきたしぶとい生物なのである首尾一貫した省エネルギー計画の成功例というべきだろう




東京書籍 (著:東京雑学研究会)
「雑学大全」
JLogosID : 12670714

この辞典の個別アプリ

雑学大全
「働きバチは1日6時間しか働かない」など、知的好奇心をそそる雑学の集大成。全1000項目を収録したアプリ。

【辞典内Top3】 握手  恐竜の交尾?  着物  
【関連コンテンツ】

関連辞書

雑学大全2 暦の雑学事典 日本史の雑学事典 道と路がわかる事典 

関連書籍

 東京書籍「雑学大全」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京雑学研究会
価格:2,160
収録数:1000
サイズ:26x19x4cm(B5判)
発売日:2004年8月
ISBN:978-4487799473

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト