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雑学大全ヒトの不思議 > 男と女

同性愛
【東京雑学研究会編】

§日本に同性愛を広めたのは弘法大師?

弘法大師は平安時代初期の僧侶。真言宗の開祖であり、真言密教の大成者だ。
平安時代の宗教界を代表する人物を多く輩出した名門一族の出身だ。讃岐国(香川県)に生まれ、一五歳で上京、一八歳で大学に入学、二四歳で儒教、仏教、道教の三教の優劣を論じた書『三教指帰』を著した。
この弘法大師は僧侶としてだけではなく、若い頃から書家としても名高く、何かと伝説の尽きない人物だ。
流水に「龍」の字を書いたらそのまま本物の龍になった、とか、手と足と口を使って同時に五種類の字を書いたとか……。さらに、風呂敷や豆腐を発明、いろはうたの作者も弘法大師だと伝えられている。
さらに男性同士の同性愛、つまりホモセクシャルの「発明者」も弘法大師だとする言い伝えであるほどなのだ。とはいっても、ホモセクシャルに関する記録は『旧約聖書』や『万葉集』にも見られるので、弘法大師が発明者という説はあやしいが。
ただ弘法大師が仏教を学ぶため中国に留学していた時代は、中国で最もホモセクシャルが多かったと言われる時代だ。留学僧の多くがそういった経験をして帰国したことは事実だし、弘法大師も例外ではなかったかもしれない。
そもそも仏教では女性との性交渉、つまり女犯は禁じられている。現在ではヘルシーフードとされている低カロリーの精進料理も、もとをただせば、なるべく僧侶に栄養をつけさせず、性衝動を起こさせないために生まれたという説もある。
しかし、僧院における同性愛は特に室町時代以降、一般化していった。室町時代以降には僧院で僧侶の同性愛の相手をしていた稚児、喝食などが武士の間にも広まり、そのうち少年武士がホモセクシャルの対象に選ばれるようになった。特に戦国時代になると尚武の気風から女性を蔑み、ホモセクシャルを賞賛する風潮が高まっていったのだ。




東京書籍 (著:東京雑学研究会)
「雑学大全」
JLogosID : 12670660

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編集:東京雑学研究会
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