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天気予報①
【東京雑学研究会編】

§天気予報の「一時雨」と「時々雨」ではどちらが雨の降る確率が高い?
「一時雨」は予報する時間帯の四分の一未満の時間降り続く雨のことをいう。また、「時々雨」は予報する時間帯の四分の一以上、二分の一未満、もしくは、降ったり止んだりする雨の合計時間が二分の一未満のことをいう。
だから「一時雨」よりも「時々雨」の方が雨にあう確率が高くなるといえるのだ。
例えば朝、「きょうの天気」で「一時雨」といった場合、日中の一二時間のうち四分の一、つまり三時間以内雨が降る、という意味であり、「時々雨」といった場合は三時間以上六時間以内雨が降り続ける、または降ったり止んだりするということになる。
「一時」と「時々」との使い方は「晴れ」や「曇り」や「雪」の場合も同じだ。
参考までに「晴れ」と「曇り」は雲量、つまり雲の量で区別される。
雲のない状態を「雲量〇」、全天を雲がおおっているときが「雲量一〇」となる。雲量〇~一を快晴、雲量二~八を晴れ、雲量九以上が曇りとなるのだ。
![]() | 東京書籍 (著:東京雑学研究会) 「雑学大全」 JLogosID : 12670646 |