MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

雑学大全自然 > 自然

海水②
【東京雑学研究会編】

§海水のしょっぱさはどこでも同じなのか?

海水の塩分濃度はどこでも一緒かというと決してそうではない。もちろん海によっても違うし、同じ海でも季節によって違ったりする。
一般に塩分濃度が低く、海水があまりしょっぱくないのは北極や南極の近辺の海。これは、極地方の氷が溶けて海に流れ込むためだ。ほかにも、降水量の多い海や河川が流入する場所では海水の塩分濃度が低くなる。
逆に、塩分濃度が高くてしょっぱいのは、南北回帰線周辺の海。この近辺では、淡水が流れ込む場所が少ないうえ、常に太陽が照りつけているため、水の蒸発が激しく、どんどん塩分の濃度が高くなっていく。いずれにしても海の水は絶えず太陽からの熱によって蒸発するため、長い年月の間に塩分濃度は次第に上がってきた。
海全体の塩分の平均濃度は三・五%(海水一キログラムに三五グラムの塩分が溶けている)だが、地域によって降水量と蒸発量の差があるため、塩分濃度は少しずつ異なってくる。ちなみに、世界の海洋の塩分濃度ベストスリーは一位の紅海が三・八八%、二位のペルシア湾が三・六八%、三位の北海が三・五五%である




東京書籍 (著:東京雑学研究会)
「雑学大全」
JLogosID : 12670179

この辞典の個別アプリ

雑学大全
「働きバチは1日6時間しか働かない」など、知的好奇心をそそる雑学の集大成。全1000項目を収録したアプリ。

【辞典内Top3】 握手  男女マーク  ベレー帽  
【関連コンテンツ】

関連辞書

雑学大全2 暦の雑学事典 日本史の雑学事典 道と路がわかる事典 

関連書籍

 東京書籍「雑学大全」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京雑学研究会
価格:2,160
収録数:1000
サイズ:26x19x4cm(B5判)
発売日:2004年8月
ISBN:978-4487799473

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト