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干支
【東京雑学研究会編】

§干支はどうして「十二支」になったのか?
十二支の単位は、元々は中国から伝わったものである。中国文化とともに発展してきた日本では、この単位はとてもなじみの深いものだ。生まれ歳を干支で表現したり、干支占いというものも人気がある。
さて、十二支は子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥である。これに動物が使われているのは、覚えやすくするためという説があるが定かではない。
十二支の単位とは、一二年で一巡する年の単位なのである。中国では惑星の動きは大切と考えられてきたが、中でも木星の動きが天文学上、とても重要視されてきた。
木星が黄道(天球上の大きな円)を約一二年で一周することから、これを基準に一二年で一巡するという現在の干支が考えられたのである。
![]() | 東京書籍 (著:東京雑学研究会) 「雑学大全」 JLogosID : 12670103 |