MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

雑学大全趣味 >

色鉛筆①
【東京雑学研究会編】

§セットの色鉛筆はどうしてはじめから削ってあるのか?

黒鉛筆と色鉛筆。この両者は芯の色が黒なのかカラーなのかというだけの違いに思えるのだが、実は、実際に比べてみると、ほかにもかなりの違いが発見できる。
まず、売られているときのスタイル
黒鉛筆の場合は、一本売りであろうと箱売りであろうと、芯が削られていない状態で売られているのが普通だが、色鉛筆の場合、セットのものは、赤や青、緑など、すべてがきちんと削られた状態で販売されている。同じ鉛筆なのに、この違いは何なのか?
その答えは、黒鉛筆の場合は、何本まとめて購入したとしても、一度に使うのは一本である。ということは一本だけ削ればいいわけなのだが、色鉛筆の場合は一度に何色も使う場合が多いので、購入すると全部自分で削らなければならない。二四本も一度に削るとなるとかなりの手間だ。そこでメーカーはお客へのサービスとして、あらかじめ削って販売しているのである
また、黒鉛筆なら芯の色は黒と決まっているが、色鉛筆の場合は、削られていないと芯の色を確認することが難しい。赤や緑といったポピュラーな色なら誰でもわかるが、藍色や群青色となると、実際の色がどんなものなのか頭をひねるだっているだろうそこで、お客に色が一目瞭然になるよう、削った状態で販売しているというわけなのだ。




東京書籍 (著:東京雑学研究会)
「雑学大全」
JLogosID : 12670061

この辞典の個別アプリ

雑学大全
「働きバチは1日6時間しか働かない」など、知的好奇心をそそる雑学の集大成。全1000項目を収録したアプリ。

【辞典内Top3】 握手  男女マーク  五節句廃止令  
【関連コンテンツ】

関連辞書

雑学大全2 暦の雑学事典 日本史の雑学事典 道と路がわかる事典 

関連書籍

 東京書籍「雑学大全」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京雑学研究会
価格:2,160
収録数:1000
サイズ:26x19x4cm(B5判)
発売日:2004年8月
ISBN:978-4487799473

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト