東芝未来科学館
【とうしばみらいかがくかん】
東芝が運営する企業博物館「東芝未来科学館」が2014/1/31 12:00にオープンする。住所は神奈川県川崎市幸区堀川町72-34ラゾーナ川崎東芝ビル。ビル内の「スマートコミュニティセンター」の2Fに開館する。最寄駅は川崎駅。入館料無料。開館時間は10:00-18:00(火~金)/10:00-19:00(土日祝)で、月曜休館。展示品数は150点で、延べ床面積約2850平方メートル、展示面積約2200平方メートル。小中学生なら1時間から1時間半で周れる程度の広さ。少人数の場合は見学の予約不要。館内は「ウェルカムゾーン」「ヒストリーゾーン」「フューチャーゾーン」「サイエンスゾーン」に分かれ、国の重要文化財で機械遺産にも指定された「万年自鳴鐘」(レプリカ)や、日本初の白熱電球、電気洗濯機、電気冷蔵庫、電気掃除機、カラーテレビなどが展示の見どころ。パネルにタッチしながら照明や空調を制御するコーナーなどスマートコミュニティ関連ゾーンも充実させてある。「東芝未来科学館」は、2013年の9月まで川崎市の同じ幸区にあった「東芝科学館」が移転・リニューアルしたもの。「東芝科学館」は1961年開館だったが、9月末で閉館していた。東芝は事業構造をTVや家電などから社会インフラへと変化させている。一般消費者に馴染みの薄い社会インフラや半導体事業に関する展示を充実させ、認知度を高める狙いがある。未来科学館には年間約30万人の来場者を見込んでいる。
| 時事用語のABC (著:時事用語ABC編集部) 「時事用語のABC」 JLogosID : 14425549 |