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どくだみ
【どくだみ】

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どくだみといえば、独特の香りを放つごく身近な植物ですが、漢方では「十薬」と呼ばれて単独で用いられるほどの薬効を持ち、日本でも日本薬局方の裏付けがある、れっきとした薬草です。ゲンノショウコ、センブリと並び、日本三大民間薬の一つにも数えられます。
煎じて飲むお茶は、それほど独特の臭みはなく、血管を丈夫にする動脈硬化予防と利尿作用が古くからの効能として認められています。利尿によりむくみが解消され、皮膚炎にも効果があるといわれるため、美容にもよい健康茶といえます。

東京書籍 (著:作山 若子／日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504132