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グアバ
【ぐあば】


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熱帯アメリカが原産のグアバは、古代インカの人々から「聖なる木」と呼ばれてきました。果実は皮膚病に効果があるとされ、ジュースやジャムなどにして食べられてきましたが、葉を煎じて飲むグアバ茶も健康茶として重宝され、アメリカのみならずアジアでも有名な薬草茶です。
日本の沖縄県では方言で「バンシルー」と呼び、三大薬草の一つに数えるほどで、同県ではグアバ茶の生産が盛んです。グアバに含まれるグアバポリフェノールは、血糖値を下げる作用があることから、近年話題の特保認定の製品も出ています。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504125 |