【暦の雑学事典】5章 季語と年中行事の雑学 > 師走
クリスマス
【くりすます】

クリスマスはもともとは冬至祭
一二月二五日はイエス・キリストの誕生日とされ、前日の夜がクリスマス・イブである。XmasのXはギリシア語のキリストの頭文字で、masは祭日という意味。降誕祭・聖誕祭とも訳される。
もともとは太陽の新生を祝うヨーロッパの冬至祭と結びついたもので、クリスマスは北欧では冬至祭を語源とするユル、フランスではノエル(夜)、ドイツ語ではヴァイナハテン(聖夜)と呼ばれる。ギリシア正教会では一月六日に行なわれる。
![]() | 日本実業出版社 (著:吉岡 安之) 「暦の雑学事典」 JLogosID : 5040195 |