【暦の雑学事典】5章 季語と年中行事の雑学 > 神無月
読書週間
【どくしょしゅうかん】

一〇月二七日~一一月九日。読書の意義をみなおすとともに、良書の普及を目的として、文化の日(一一月三日)をはさむ二週間が、読書週間として設定されている。
秋の日は暮れやすい。釣瓶落としで宵闇が迫ると、家々の明かりが不思議に懐かしく思えるものである。俳句では「秋燈」「燈火親しむ」は秋の季語。これは唐の韓愈の詩の中の「燈火やや親しむべく」が出典。
![]() | 日本実業出版社 (著:吉岡 安之) 「暦の雑学事典」 JLogosID : 5040178 |