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暦の雑学事典5章 季語と年中行事の雑学 > 如月

雨水・上元
【うすい・じょうげん】

上元は旧暦の小正月

 雨水は二十四節気の一つ。新暦では二月一九日頃、旧暦では正月中にあたる。中国では正月一五日を上元といい、飾り灯籠を灯したり、花火をあげたり、団子を食べる習慣がある。また、古くから朝鮮では上元の日は、予祝行事である満月祭が行なわれた。日本の新年の祝いも本来は満月祭であったと推定される。しかし、中国から暦法が渡来して、宮廷で元旦(一月一日)や立春(二十四節気の正月節)が祝われるようになると、日本古来の正月は小正月と呼ばれるようになり、新暦施行後は小正月の行事も急速にすたれるようになった。中国ではグレゴリオ暦とともに陰暦(太陰太陽暦)が農暦として併用されているので、春節に続く上元も盛大に祝われるのである




日本実業出版社 (著:吉岡 安之)
「暦の雑学事典」
JLogosID : 5040106


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出版社:日本実業出版社[link]
編集:吉岡 安之
価格:1,404
収録数:198
サイズ:18x13x1.8cm(-)
発売日:1999年12月
ISBN:978-4534030214

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