MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

暦の雑学事典5章 季語と年中行事の雑学 > 如月

節分
【せつぶん】

 季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬の前日のことで、とくに立春(新暦二月四日頃)の前日をいう。この日はイワシの頭を刺したヒイラギの枝を戸口に立て、炒った大豆をまいて悪鬼や疫病を退散させる。豆まきの風習は中国起源で、奈良時代に宮廷行事となった。『蜻蛉日記』(一〇世紀)に「十二月のつごもりがたに、……儺などいふもの、こころみるを」というくだりがある。儺というのは悪鬼のことで、昔は節分行事のことを追儺・儺やらひ・鬼やらひなどと呼んだ。十二月のつごもりがたとは、大みそかのことである。立春正月を基本とする旧暦においては、豆まきは大みそかに行なわれたのである




日本実業出版社 (著:吉岡 安之)
「暦の雑学事典」
JLogosID : 5040100


【辞典内Top3】 曜日の順番  七曜の起源と意味  マヤ暦・アステカ暦・インカ暦  
【関連コンテンツ】

関連辞書

日本史の雑学事典 道と路がわかる事典 雑学大全 雑学大全2 

関連書籍

 日本実業出版社「暦の雑学事典」

出版社:日本実業出版社[link]
編集:吉岡 安之
価格:1,404
収録数:198
サイズ:18x13x1.8cm(-)
発売日:1999年12月
ISBN:978-4534030214

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト