【四字熟語】四字熟語 > 文人墨客の意匠惨憺
夏雲奇峰
【かうんきほう】

「夏雲、奇峰多し」という。東晋の大詩人・陶淵明が四季をうたった詩の夏の句。夏は入道雲が現われて、空に珍しい形の峰を描く。雄大な構図の画題として好まれている。春水四沢ニ満チ、夏雲奇峰多シ。秋月明輝ヲ掲ゲ、冬嶺孤松ヲ秀ル。四句いずれも”画題”である。『陶淵明集』。
奇岩怪石。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373380 |