【四字熟語】四字熟語 > 女性讃美の美辞麗句
万緑一紅
【ばんりょくいっこう】

北宋の文人宰相王安石(一〇二一~一〇八六)の「石榴ヲ詠フ詩」で有名になった秀句「万緑叢中紅一点、人ヲ動カスノ春色、多キヲ須ヒズ」を略したもの。一面緑なす草叢に、ただ一輪紅い花が美しく咲き誇っているさま。転じて、多くの男性(草叢とはひどいが)の中、ただ一人目立つ女性(花)”紅一点”をいう。また一般に広く、衆目をあつめる美人をたとえる。『臨川先生文集』。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4372999 |