【四字熟語】四字熟語 > 文人墨客の意匠惨憺
河図洛書
【かとらくしょ】

得がたい図書のたとえ。河図は、太古の伏羲のとき、黄河から姿を現わした竜馬の背にあったと伝えられる図で、易の八卦のもとになったとされている。洛書は、夏の禹王が洪水を治めたとき、洛水(黄河の支流)に現われた神亀の背にあった文字を写したといわれる文様で、これが『書経』の洪範編、つまり、政治道徳の大原則の基本になったとされている。また、一般に用いられる”図書”の語源。『易経』繋辞・上。
稀覯本。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373379 |