【四字熟語】四字熟語 > 文人墨客の意匠惨憺
一世木鐸
【いっせいぼくたく】

世の中の人々を、教え導く人。社会の指導者。新聞の論説委員などの敬称、また自称。木鐸は、金属製の鈴で、中の舌が木で作られているもの。古代、法令を伝達するとき、振り鳴らして民衆を集めた。孔子を世間の木鐸になぞらえていったことば。なお、中の舌が金属でできている金鈴は、戦陣を告げるときに用いた。『論語』八(はち)イツ(天将以天子為木鐸)。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373382 |