MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

名言名句の辞典3人間 > ともに生きる

さよならを言うことは少しのあいだ死ぬことだ

名言名句
さよならを言うこ
とは少しのあいだ死ぬことだ
【解説】
チャンドラーの生み出した私立探偵フィリップ・マーロウは、粋なせりふを使うことでも人気が高いが、これもその一つ。
『長いお別れ』の中での独白で、「フランス人はこういう場合にいい言葉をもっている。あの連中はどんなことにも、うまい成句を知っていて、しかもいつも的を射たものなのである」という文章に続いて出てくる言葉だ。
死が「永遠の別れ」であるなら、さよならは、「ひとときの別れ」である。さよならを言うことは相手の人生から少しのあいだ「消える」こと、つまり少しのあいだ「死ぬ」ことだ、という。
チャンドラーがここで「フランス人」といっているのは、エドモン・アロークールフランスの詩人、劇作家)のことであるらしい。彼の『別れのロンデル』という作品中に「立ち去ることは、少し死ぬこと」という言葉が見られる
【作者】レイモンド・チャンドラー
【生没年】1888~1959
【職業】アメリカの作家
【出典】『長いお別れ』




あすとろ出版 (著:現代言語研究会)
「名言名句の辞典」
JLogosID : 5450292

この辞典の個別アプリ

名言名句の辞典
古今東西偉人賢人の名言名句およそ700を「人生」「成功」「人間」など6つのテーマに分けて収録。便利な機能が付いた辞典アプリ。

【辞典内Top3】 花の命は短くて苦しきことのみ多かりき  つまづいたっていいじゃないかにんげんだもの  僕の前に道はない僕の後ろに道は出来る  
【関連コンテンツ】

関連辞書

慣用句の辞典 故事ことわざの辞典 四字熟語の辞典 四字熟語の辞典 カタカナ語の辞典 日本語使いさばき辞典 同じ読みで意味の違う言葉の辞典 

関連書籍

 あすとろ出版「名言名句の辞典」

出版社:あすとろ出版[link]
編集:現代言語研究会
価格:1,728
収録数:700語
サイズ:18.4x13.2x2.8cm(B6判)
発売日:2008年4月
ISBN:978-4755508141

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト