【標準治療】病名 > 整形外科
狭窄性腱鞘炎
【きょうさくせいけんしょうえん】

Radial Styloid Tendovaginitis
親指(母指)には他の指と違い様々な機能があります。そのうち、主に親指を伸ばす働きをする腱(短母指伸筋腱)と主に親指を外に広げる働きをする腱(長母指外転筋腱)が腱鞘内で炎症を起こし発症する病気で、ドケルバン病と呼ばれています。原因としては手の酷使など慢性機械的刺激が考えられ、スポーツマンや手をよく使う人に多く発症しますが、腱の変性により老人にも発症します。またホルモンの異常により妊娠時、産後、更年期の女性に多く発症します。男性より女性に非常に多い病気です。
![]() | 寺下医学事務所 (著:寺下 謙三) 「標準治療」 JLogosID : 5035407 |