【標準治療】病名 > 整形外科
橈骨遠位端骨折(コーレス骨折を中心として)
【とうこつえんいたんこっせつ(こーれすこっせつをちゅうしんとして)】

Fracture Of The Distal Radius(Colles Fracture)

転倒して手をついた時に起こる手首の骨折で、頻度の高い疾患です。この骨折は骨折線の入り方、関節内骨折か関節外骨折か、また関節面の骨折の型よりいろいろの分類が提唱されていますが、日本ではフリークマン(Frykman)分類、メロン(Melone)分類、斎藤分類(表:橈骨遠位端各骨折型の分類)などがよく用いられています。そしてまたコーレス、スミス、バートン骨折と人の名前で呼ばれる冠名骨折が多い部位の骨折です。老人に起こりやすい骨折のコーレス骨折を中心に解説します。
![]() | 寺下医学事務所 (著:寺下 謙三) 「標準治療」 JLogosID : 5035405 |