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標準治療病名 > 整形外科

手舟状骨骨折
【しゅしゅうじょうこつこっせつ】

Fracture Of The Carpal Scaphoid

手舟状骨骨折

 スポーツや交通事故などで転倒し、手関節を過度に背屈され、軽く撓屈(とうくつ:へっこむこと)させられた時に発生する骨折です。この骨折は初診時の診断が非常に難しく、捻挫(ねんざ)として治療されることが多く、その治療開始の遅れが、遷延(せんえん)治癒(治癒が長びいて遅れること)、仮関節(骨がつかないこと)の原因となりえます。そのため本骨折は見逃されやすく、また栄養血管が限定されているため骨が癒合しにくい骨折の1つにあげられます。発生頻度は手根骨(しゅこんこつ)骨折で最も多い外傷です。




寺下医学事務所 (著:寺下 謙三)
「標準治療」
JLogosID : 5035408

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出版社:日本医療企画[link]
編集:寺下 謙三
価格:5,142
収録数:1787疾患
サイズ:21.8x15.6x6.6cm(A5判)
発売日:2006年7月
ISBN:978-4890417162

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