MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

標準治療病名 > 小児科

夜尿症(おねしょ)
【やにょうしょう(おねしょ)】

Nocturnal Enuresis

夜尿症(おねしょ)

 尿意の自覚は2~3歳までに可能になり、4歳頃になると夜間睡眠中でも排尿の抑制ができるようになります。そのため夜尿は乳児期まではすべての子どもにみられますが、2~3歳頃より急激に減少し、小学校就学時には約10~15%程度となり、中学校入学時には1~2%となります。夜尿症のある小児の背景の特徴としては、遺伝的素因が強いことがあげられます。夜尿症のある小児の家族を調べると、両親のどちらかに夜尿症があった割合は約70%といわれ、兄弟姉妹にも夜尿のみられる頻度が高い傾向にあります。また夜尿症のある小児の既往歴の中では、膀胱炎などの泌尿器疾患の頻度が高い傾向にあります。したがって、夜尿症児については、器質的な泌尿器疾患が見過ごされている可能性を考慮する必要があります。




寺下医学事務所 (著:寺下 謙三)
「標準治療」
JLogosID : 5035291

関連電子書籍

私を救う医者はどこ?
【著者より】病の恐れをひとり抱えている時、身内に重病の患者が出た時、あなたは何を頼りにしますか。特効薬?最新設備の病院?何より大切なのは、あなたの決断を親身になってサポートする医療判断医なのです。…

【辞典内Top3】 感冒様症状  併診  粘稠性  
【関連コンテンツ】

関連辞書

薬局にあるクスリ辞典 東洋医学のしくみ 

関連書籍

 寺下医学事務所「標準治療」

出版社:日本医療企画[link]
編集:寺下 謙三
価格:5,142
収録数:1787疾患
サイズ:21.8x15.6x6.6cm(A5判)
発売日:2006年7月
ISBN:978-4890417162

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト