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標準治療病名 > 感染症内科

マイコプラズマ肺炎
【まいこぷらずまはいえん】

Mycoplasma Pneumonia

 肺炎マイコプラズマ(mycoplasma pneumoniae)は細胞壁を欠いた細菌で、呼吸器系と泌尿生殖器系のものがあります。肺炎マイコプラズマは呼吸器系のもので唯一ヒトに対して病原性があります。
 マイコプラズマ肺炎は、飛沫感染(ひまつかんせん)などによる濃厚感染であり、学校、幼稚園、保育所、家庭などの比較的閉鎖的な環境で、地域的に流行します。従来、わが国では、4年ごとのオリンピックの開催年に一致してほぼ規則的な流行を認めていましたが、最近ではこの傾向は崩れて毎年地域的に小流行を繰り返すようになってきました。季節的には初秋から冬に多発する傾向がみられます。好発年齢は、幼児から学童、とくに5~12歳に多くみられます。4歳以下の乳幼児にも感染はみられますが、多くは不顕性感染または軽症です。潜伏期は2~3週間です。




寺下医学事務所 (著:寺下 謙三)
「標準治療」
JLogosID : 5035245

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出版社:日本医療企画[link]
編集:寺下 謙三
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ISBN:978-4890417162

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