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標準治療病名 > 感染症内科

インフルエンザ菌感染症(肺炎、髄膜炎等)
【いんふるえんざきんかんせんしょう(はいえん、ずいまくえんとう)】

Haemophilus Influenzae Infection

 インフルエンザ菌はヘモフィルス属の中の代表的菌種であり、グラム陰性小桿菌(しょうかんきん)です。その感染症は呼吸器、髄膜(ずいまく)、中耳などの化膿性疾患としてみられる頻度が高く、その中でもとくに慢性呼吸器感染症、小児・幼児の化膿性髄膜炎の原因菌として最も重要なものです。インフルエンザ菌の莢膜(きょうまく)抗原はtype aからfに分けられます。なかでもtype b(Hib)の病原性が強く、Hibは5歳以下の小児細菌性髄膜炎の主要な起炎菌です。




寺下医学事務所 (著:寺下 謙三)
「標準治療」
JLogosID : 5035220

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編集:寺下 謙三
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