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標準治療病名 > 感染症内科

肺炎球菌感染症 肺炎球菌性肺炎
【はいえんきゅうきんかんせんしょう はいえんきゅうきんせいはいえん】

Pneumococcal Infection Pneumococcal Pneumonia

 肺炎球菌(streptococcus pneumoniae)による感染症で、肺炎、まれに敗血症、心内膜炎および化膿性髄膜炎が問題です。肺炎球菌は、グラム陽性球菌で正常人の上気道に50~60%に見いだされます。莢膜(きょうまく)多糖体の化学構造によって、約80型に分類されます。

 上気道に存在する肺炎球菌が、分泌物とともに吸引され、肺胞腔で増殖すると、肺胞毛細血管の透過性が亢進(こうしん)し、タンパクに富む滲出(しんしゅつ)液と赤血球が肺胞腔内に充満します。




寺下医学事務所 (著:寺下 謙三)
「標準治療」
JLogosID : 5035218

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出版社:日本医療企画[link]
編集:寺下 謙三
価格:5,142
収録数:1787疾患
サイズ:21.8x15.6x6.6cm(A5判)
発売日:2006年7月
ISBN:978-4890417162

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