【標準治療】病名 > 消化器
急性虫垂炎
【きゅうせいちゅうすいえん】

Acute Appendicitis

小腸から大腸に移った直後の大腸を盲腸(もうちょう)といいます。その末端になったところから約7~8cmの長さで鉛筆ぐらいの太さの突起物を虫垂といいます(図:大腸)。その虫垂内部が何らかの原因でつまってしまい、2次的に細菌感染を併発したのが虫垂炎です。つまる原因としては、腸の内容物やリンパ濾胞(リンパ小胞ともいわれ、リンパ球をつくっているところ)の増殖などが多いようです。
![]() | 寺下医学事務所 (著:寺下 謙三) 「標準治療」 JLogosID : 5035106 |