【5つ星駅弁空弁】愛媛県 > 松山空港
松山鮓
【まつやまずし】

瀬戸の小魚をちりばめた、松山地方の郷土寿司

松山を訪れた夏目漱石が正岡子規の家に立ち寄った際、振る舞われたのが子規の母・八重が作った“松山鮓”。漱石はその美味しさに大いに感動し、正座して食べたというエピソードも残っている。
市内の寿司店でも気軽に食べられる“松山鮓”は、瀬戸内で獲れた小魚を酢飯の上にふんだんにちりばめているのが特徴だ。円形容器を彩るのは、トラハゼ、ウナギ、アナゴ、タコ、エビ、コノシロ、厚焼き玉子、キヌサヤ、シイタケなど10種以上の具材。酢飯が見えないほどのボリュームで、美しい盛り付けも食欲を刺激する。酢は甘酢を使用。ほのかな甘みの加減が絶妙で、それぞれの具材の味わいをうまく引き出している。
【問い合わせ先】
松山空港ビル すし処(まつやまくうこうびるすしどころ)
電話:089-972-2201
住所:愛媛県松山市南吉田町2731
【買える場所】
松山空港ビル すし処/通年販売
価格:1050円(最新価格はご確認ください)
![]() | 東京書籍 (著:小林しのぶ) 「5つ星の駅弁空弁」 JLogosID : 8567443 |