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旬のうまい魚を知る本 >

▼エゾイソアイナメとはおれのことかとドンコいい

標準和名は舌を噛みそうなエゾイソアイナメ。東北の地方名であるドンコのほうがユーモラスずっと楽しい名は体を表すドンコはどんくさい風采である。胴に比べて頭が大きい。口がでかく、唇はまるでタラコ級だ。下あごにはみっともないヒゲが1本ひょろりと伸びている。全体が灰褐色で腹は黒紫色。腹はいつも腹ぺこみたいにへこんで、尾に向かって身がうすくなる。表面がぬめっとしている。それに加えて特有の匂いを放つ。土地によってはウミナマズと呼ぶ怪魚である
見てくれが悪いから、市場価値ははなはだ低い。ところがどっこい、ぼくが歩いたドンコ産地の人々は、いずれも大のドンコ好きなのだ。魚の味にことのほかうるさい浜の人たちが、この怪魚のクセのある風味をなぜ好むのか?




東京書籍 (著:東京書籍)
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070589


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 東京書籍「旬のうまい魚を知る本」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京書籍
価格:1,836
収録数:650匹
サイズ:18.6x13x2cm(四六判)
発売日:2002年8月
ISBN:978-4487797776

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