MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

旬のうまい魚を知る本 >

▼身だけではじゃっぱ汁とはいわない

「ここらでは魚の身だけの鍋は魚汁といい、アラやハラワタを放り込むのはじゃっぱ汁といって呼び分けている。魚汁には魚のほかに野菜類や豆腐を入れるのが一般的だが、じゃっぱ汁はハクサイと長ネギだけのことが多い。そうそう、春先のじゃっぱ汁には、ワカメのメカブを入れたりもするな。そうするとアラがトロトロにやわらかくなって、一段とうまくなるんだ。ほかでは味噌仕立てのじゃっぱ汁を作るが、このあたりでは塩味が多い。そのほうが魚の味がわかるからな。それに酒を飲むときも塩味のほうがうまいしな」
と漁師はニヤリとして付け加えた。




東京書籍 (著:東京書籍)
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070384


【辞典内Top3】 ▼鱈は馬の息でも煮える  ▼強烈なヌメリを取り除く効果絶大な方法  ▼マコガレイとマガレイの見分け方  
【関連コンテンツ】

関連辞書

すし手帳 築地辞典 東京五つ星の魚料理 

関連書籍

 東京書籍「旬のうまい魚を知る本」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京書籍
価格:1,836
収録数:650匹
サイズ:18.6x13x2cm(四六判)
発売日:2002年8月
ISBN:978-4487797776

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト